新年度予算

[ 2014年2月18日(火) ]

平成25年度に比べると3.5%(16億)増の472億円の予算規模(特別会計を含む)となっています。消費税の増税もありますから、まあ昨年と同規模といえますね。歳入ですが、市税は37億5180万円で前年比0.8%減です。そして、地方交付税は、0.6%増の155億9001万円となっています。

自前の予算がなく国からの仕送りと借金で賄っている訳ですが、身の丈以上の予算規模であると私は思います。これまでも地方交付税が来ていたからということで既定路線として予算を組むわけですが、いつまでこんなことができるのか不思議ですね。くれるから使うという論法ではないでしょうが、この部分の改革をしない限り国の財政も良くなりません。

貰う時は沢山、支払いは少なくでは計算が合いません。その合わない計算を赤字国債で帳尻合わせをしてきたのですが、消費税の増税程度では火の車状態に変化はありません。やはり、基本は経済が活性化して消費が上向かないと国力は生まれてきません。これは、庄原市でも同じです。働く場を確保することが一番で、その道筋をつけるのが執行者であり議会です。

私は光回線を引くのだから、光を活用した事業展開を考えてみる必要があると思います。工業団地でも構いませから、庄原版シリコンバレー構想くらい打ち出して欲しかったですね。徳島県のどこかの町にはIT企業が来て活動しているし、ネット環境があれば企業活動に問題なしという意見が多いのも事実です。何のために光を引くのか、30%の利用しかないなら、残り70%の利用法を見出すのが行政ではないでしょうか。

こんなことを書いているという事は、メリハリのない予算であったということでしょう (+o+)