ドイツ国鉄

[ 2014年2月14日(金) ]

今回の視察は、ドイツ国鉄を利用することで金銭的に大いに助かりました。それは、友人が早割チケットを取ってくれたのですが、その殆どが70%OFFでした。車社会に慣れている私たちですが、公共交通の大切さを改めて実感した次第です。それにしても割引率が違う。

フランクフルト空港からドイツ国鉄に乗りゲッティンゲン駅に着いたのですが、後から気づいたことですが、どの駅も基本的には同じ作りになっていました。地下に通路があり階段を上ってホームに出るというものです。ここまでは日本の駅と同じですが、ドイツの一定規模以上の駅は、その線路の上に建物を建ててショッッピングセンター化しています。線路敷地に駅ビルを建てるという発想です。

ときどき写真日記に載せているベルリン駅では駅構内を歩いていると、「ゴォー」と音がするので上を見たら電車がかなり高いところを走っていました。そんなこんなで、ドイツの駅前には広大な広場が存在しています。路面電車の乗り入れやタクシー乗り場なども整備されており、正に公共交通の要所として機能しています。ドイツ人はタバコが大好きなので、駅の入り口付近はタバコの吸い殻が散乱していました。

公共の建物内は禁煙となっていますが、建物の外で吸って投げ捨てるがドイツ流みたいです。基本的に土にかえるものは捨てるみたいです。犬の糞もそのままになっています。その犬ですが、ドイツの人たちは犬が大好きですが躾は完璧です。列車にもレストランにも犬は連れて入れますが、吠えた犬は1匹も見ませんでした。その逆に小さな子供が入れないレストランは多いようです。

ドイツ国鉄の主要駅では対面によるチケット販売がされていすが、利用者には最適な経路を最適価格で行けるアドバイスが提供されます。こんな工夫が利用率を上げる要因の一つかも知れません。