邪魔雨が降ります

[ 2008年9月13日(土) ]

今朝から「稲刈りじゃ」と準備をしておられた多くの農家の期待を裏切って、朝から雨が降り始めました。大雨なら諦めもつきますが、降ったり止んだりですからイライラもんだと思います。

近頃は稲刈りのコンバインの性能も上がってきており、少々の雨が降っても刈れるようになっているようです。問題は乾燥で、灯油が値上がりしているので大変みたいです。しかし、晴れるのを待っていては作業が進みませんので、刈り取りを始められるようです。昔の百姓はお天気仕事と言われていましたが、今では働く側の都合の仕事になってしまったようですね。

このあたりではこんな雨を「邪魔雨」と呼びます。本当に作業の邪魔をするわけですから、ぴったりの言い方です。我が家はすでに稲刈りは終わっており、どの家も終わるまでは稲刈りのことには触れない会話を心掛けなければなりません。「もう終わった」なんて聞いてはいけないのです。

邪魔雨とばかり言えないこともありました。知り合いがナバ取りに行ったらナバが取れたと少し分けてくれました。乾燥した山に雨が降ればマツタケも夢ではないかもと期待しています。お金を出してまでマツタケを食べようとは思いませんので、誰かがくれるのを待っている私です。宮崎さん、マツタケ頂戴!