審査会

[ 2008年9月9日(火) ]

昨日のブログに書いていた「決算審査特別委員会」による分科会形式による決算審査が本日から始まりました。私が所属する総務財政では、所管する総務課や企画課などの審査を行いました。

昨日も愚痴って書いていた通りに、「今更言ってみても」という感じはぬぐえませんね。最初に担当課長から事業内容を予算を含めて聞き、そのあとで質疑となります。私はとにかく下を向いて質疑内容を必死で書くのであります。一字一句とはいきませんが、かなり詳しく書きます。初めての経験ですから、勉強と割り切っています。

中には演説でもするがごとくに喋りまくる委員(議員)もいたりして、「ちょっと、違いますぜ」って言いたき気持ちをぐっと抑えて書記に徹しているのですが、どうにも書けませんでした。人間は正直ですよ、午前中は元気がよかったのですが、午後からの審査からは一気に質疑が減りました。午睡の時間でもあったようです。

決算審査と言いながら、「ああでもない、こうでもない」と言うだけの技量には敬服いたしました。議員は基本的に、しゃべってなんぼの世界ではありますので、当たり前ですかね。今回私は、言いたくても言えないというか、書くのが忙しくて発言できない状態でもありました。案外、「林の副主査はええのう」と思われた議員さんがほとんどだったりして。

今日の一番議論は、最初に審査した政策推進課の「木質バイオマス」と「地域情報」でしたね。本市の重点課題として①農業振興②木質バイオマスの推進③情報格差の解消が掲げられているが、どこまで本気で取り組んでいるのかという議論でした。本当に市民(住民)の所得向上につながっているのかという点が重要です。残念ながら、バイオマスについては、説明できないくらい複雑怪奇なり。

情報についてはADSL化が最終であってはいけないという意見には、同感なり。地デジもお上からのお達し通りにやっております。

私は本当は、自治振興課で発言したくてウズウズだったのですが、自治振興については特別委員会を立ち上げて研究すべきだと思います。これは「まちづくり」でもあります。明日は、財政などのお金が絡んだ課ばかりの審査です。私のブログを読まれていると、「こんなことでええんか、審査は」と思い始めている方、一度、傍聴においで下さい。たぶん、許可制だと思いますので。(議会事務局さん、どうかいね)