備北地域と庄原市の産科医療を考える

[ 2013年11月7日(木) ]

今日は午後6時から庄原グランドホテルで表題のシンポジュームが開催されます。平成17年4月から庄原赤十字病院での産科医療が休止となっていますが、近い将来の分娩再開に向けて市民全体として考えていくためのシンポジュームです。

産科医療が再開されることは正に悲願と言っても過言ではありません。基調講演は、広島大学病院産婦人科診療科長の工藤美樹さんが「広島県の産科(周産期)医療の現状と課題」と題して講演されます。そして、公立三次中央病院院長 中西敏夫さんが座長となり、三次中央病院産婦人科医長の赤木武文さん、庄原赤十字病院助産師の寺本辰美さんや市の保健師やママさん代表などで意見交換が行われます。

庄原市行政は言うに及ばず、庄原市の小児医療を考える「ひだまりの会」や、多くの市民要望、庄原市医師会などの働きかけなどがあって、本日のシンポジュームが実現の運びとなったことと理解しています。先ずは、広島県内の産科の現状を知り、私たちが「何をすべきか」、「何ができるか」を探る意味でも大切なシンポジュームといえます。

何としても、庄原赤十字病院での産科医療再開を実現するためにも、私たちができることは何かということを確認し、実行に移さなければなりません。興味のある方は庄原市役所保健医療課0824-73-1155に問い合わせてみて下さい。