研修報告 part 2

[ 2008年8月29日(金) ]

午後1時半からは、江津市にお邪魔しました。田中五郎議員が京都のある研修会で講師だった江津市のK部長の話に感銘を受けたので、何としても自分たちのものにしようと押しかけた次第です。

「江津市定住促進ビジョン」と題したレジュメをいただき、説明を聞きながら研修を受けたのですが、システム(仕組み)づくりが非常に上手だと先ず感じました。K部長は、合併前は桜江町役場で働いておられたのですが、敷信自治振興区にも後援においでいただいた、「結まーるプラス」のかわべまゆみさんなどを桜江に引き込んだ張本人です。つまり、定住促進のある意味、ソムリエ的存在として全国的にも有名な方です。

現在のK部長の仕事は、定住促進と産業振興を合わせた、空き家対策から鳥獣害対策、農業振興と何でも屋的にやっておられます。あくまでも彼はコンダクターであり、演奏する職員は当然おられるのですが、システムがいいわけです。政府系の諮問委員などもされており、情報が早いということが一番でもあり、10分の10の補助金をどんどん取ってきておられます。

一般財源だけの窮屈な事業では広がりも期待できないので、政府や県の補助金を有効に活用して実績をあげておられます。今回の研修で、「やってみたらどうですか」というのがありました。農林水産省の事業で、「鳥獣害防止総合対策事業」というものが今年作られたそうです。今年は予算も余っているそうですから、是非どうぞということです。ネットで公開されていますので、お調べ下さい。

ここでも2時間びっちりと研修を受けたのですが、帰り道に「桑茶」の工場を訪ねました。ここも九州からの移住組が活躍されていました。江の川の河川敷に植わっていた桑の葉に着目して健康食品のお茶にされたのです。年商3億からとお聞きしてビックリ。地元雇用も生まれ、全国から視察も多く、大変な成功例です。やはり、人ですね。

K部長が研修の冒頭、「合併した旧町は疲弊しています」という言葉には悲しい響きがありました。午前中に研修を受けた浜田市の自治区制度が上手くいっているだけに、余計に感じるものがあったのも事実です。しかし自信に満ちた語り口から、江津を何とかするという心意気も大いに感じました。最終的には、人ですね。