情けない限りです

[ 2013年10月11日(金) ]

正直に書きますが、本当に「情けない」の一語です。それは、ペレットの製造について、もっと勉強すべきだったということです。今更、「情けない」なんて、何の面下げてですが、分からなかったら調べる、勉強するが、あまりにも足りなかった。

鳥取県にある赤碕清掃という会社が製造している木質ペレットの工場を視察させていただき、色々と教えていただいたのですが、ペレットには二種類あることを知りました。一つは、ホワイトペレットと呼ばれる建築端材などを砕いて乾燥して固めたペレットと、木の皮などが混じった不純物入りペレットです。山の木を伐り出してチップにしたものをペレットにするのは邪道だということが分かりました。

ですから、ペレットストーブやペレットボイラーが不完全燃焼を起こしたり、クリンカなどが付着するのはペレットに問題があるのです。赤碕清掃社製のペレットを燃やしているストーブを年に1回掃除しますかと聞いたところ、何でそんなことをする必要がありますかと逆に聞かれました。ホワイトペレットを使っていれば何も問題ないそうです。

さとやまペレットが製造を始めるまでは外部のホワイトペレットを燃やしていたから問題がなかった訳ですから、「庄原産になった途端、トラブル」となったことを考えればもっと違った対応ができていたと思います。公共施設のストーブやボイラーは高価格の不純物入りペレットを燃やし続けてメインテナンス料がかさむのは目に見えています。

一般のペレット販売業者は既に、庄原産のペレットから外部のホワイトペレットに再度切り替えているみたいです。