― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年9月27日(金) ]
昨日、広島高裁で所謂、ジュオン問題の判決が言い渡されました。詳しい内容は新聞報道をお読みいただきたいと思いますが、問題は、庄原市が返還しなければならない補助金の額です。詐取した額が確定されましたので、その近辺であろうと想像できますね。
30日の本会議最終日、我々は(同調者数は不明)、木質バイオマス利活用プラント整備事業から完全撤退し、事業取消と補助金返還命令をだすこと等を盛り込んだ議会決議案を提案することとしています。恐らく、2億4000万円程度の補助金返還命令が国から出されるだろうと市は試算していますが、グリーンケミカルにはそんなお金は有りませんから、庄原市が負担することとなります。
私は、新たな会社が将来的に有望な事業であるから事業継承したいと申し出ているのですから、市とジュオンとの共同事業は一旦、ご破算にして補助金は全て返還して、新たな会社に製造設備等を無償で貸し付けるのがベストと考えます。4億5千万円返還すれば、国にも市にも縛られない独自な企業活動ができるのですから、時間はかかるかも知れませんが、面白い企業になるのではないでしょうか。
庄原市は詐欺に遭ってお金を国に返したとなるかも知れませんが、考えれば大きな財布から来たお金を大きな財布に戻す訳です。そう考えないと、問題は解決しません。皆さん、この事件で何人の職員が張り付いていると思われますか。表面上は、2名ですが、林業振興課はほぼ全員が関わっていると言っても過言ではありません。
4000万円なのか6000万円なのか分かりませんが、この先何年間、この人件費を誰が負担していくのでしょうか。これって税金以外の何ものでもありません。
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