― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年8月14日(木) ]
昨夜はテレビ桟敷で、いつ出るか、いつ出るかと待っていた女子200メートル平泳ぎ予選の金藤。4組で出て来た時は、「頑張れ」という思いと、「これが見納めか」という気持ちが交錯して、いたたまらなくなった。
レースが始まると、最初の100メートルくらいは何とかという感じだったのだが、段々とスピードアップしていき、終わったら1着ではないか。そして記録も自己記録を塗り替えて24秒台がでていた。もう、興奮して、「やった、やった」と家内と大声でわめきあっていた。そして、今日の午前から始まったセミファイナル2組、4着でしかも25秒台、「ダメかな」と思っていると、8位で決勝進出とのテレビ画面。
本当に凄い子です。運も実力の内といいますが、金藤さんは、軌跡をも起こすのではないかという気になってきます。日本国内の予選では東海大学の先輩がオリンピックに行くだろうと思われていたのを、本番逆転勝利で彼女が代表になってしまったのでした。田舎の中学・高校に残り、まるで派手さのない練習をコツコツと続けてきた彼女がまさかの決勝進出ですから、明日は庄原の町の視聴率は限りなく100%となります。
明日は金藤選手の母校でもある、三次高等学校恒例の同窓会が開催されます。会場での話題は「金藤」一色間違いありません。お父さんが三次高校で教員をされていますので、なおさらです。実はこの前広島で行った私たちの同窓会で、「金藤は、三次高等学校で」と言うと、「ホンマにや」とみんな驚いていました。それほど、無名ということです。一晩で記録が2秒も短縮は無理かもしれないけれど、軌跡という言葉を聞いてみたい。
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