「やねだん」ファン開拓

[ 2008年7月15日(火) ]

「”やねだん” 地域再生 柳谷集落・笑いと感想の12年」という鹿児島の放送局が放映したものを(DVD化されている)、午後4時から地域の皆さんと見させていただきました。実は、私たちが柳谷集落の視察の時に説明用に使われたものも同じものです。

敷信自治振興区では、自然薯栽培が行われています。やねだんでも自然薯は作られており、加工して、自然薯配合の焼肉のたれやすき焼きのたれ、味噌などがお土産として売られていました。そこで、我々もチャレンジしてみませんかと、役員さんにプレゼンをしたということです。商品も買って帰っていたのですが、やねだんの現在までの道のりを理解してもらわないと、「ああ、タレか」で終わってしまうと思ったからです。

「リーダーよね」が全員の感想だったのですが、私がやりますなんて人はいません。来週、自然薯生産部会の人たちが集まるので、そこでもう一度同じビデオを映して説明することになりました。自然薯を作られている人たちは、それぞれに夢を持っておられます。麦とろの飯屋をやってみたい人や、自然薯入りの焼きお餅を商品化したい人など、正に、青年の主張・乙女の祈り状態なんです。火に油を注ぐことになるのか、消火器で消すことになるのか、やってみないとわかりません。

でも、今日の感じからすると、「やねだん」にファンはつきました。土着菌を持ち帰って、チャレンジする人もありました(半強制状態だった)。芸術家がええねと、あの目玉の似顔絵に拍手する人あり、子供が結構多いじゃないと感じる人あり。私は真似ることから始めればいいのじゃないですかと。しかし、そこまでたどり着いた過程を知らずして、製品とは成らずと何度も言いました。製品に精神が宿る必要があります。

近い将来、「敷信のばかったれ」が爆発的に売れていたりして・・・早く、商標登録しておこう。