新年度予算案

[ 2013年2月4日(月) ]

今日は議員全員協議会が開催され、平成25年度予算案の概要説明が行われました。説明を聞いた後の質疑は一切なく(質問が出ず)、嵐の前の静けさという雰囲気を感じました。巳年の今年は、荒れる年と言われていますが、荒れる議会となりそうです。

退任する市長なのだから、骨格予算として大きな事業などせず、次の新市長に委ねるのが筋と議会が注文をつけたのですが、聞く耳持たずで通年予算を出されてきました。長期総合計画までいじって(ローリングするという)大型事業をどうでもやるという根拠は非常に乏しく、市長の意地だけでやるといっても過言ではありません。

ジュオン問題も事業継承をするのがベストと、これも市長の意地だけで進めようとしています。何故にこうも、意地を張る必要があるのでしょうか。これまでの市長に対する良い評価までもが、消えるが如くに感じられます。合併の大変な時期を乗り切った市長として胸を張っても良い訳ですから、もう少し、周りを見る余裕があってもいいのではないでしょうか。

市長時代に起きたことは自分で片づけて辞めたいという気持ちも分からない訳ではありませんが、無理までしてする必要は私はないと思います。新庁舎建設、庄原中学校の新築、庄原保育所の新築、日赤改築大型補助、東城自治センターの新築、高野保育所、道の駅の新築と、凄い事業量をこなされました。歴代の市長でこれほどの仕事をされた方はいらっしゃいません。

次の市長の仕事も残しておくのが、一種の礼儀というものではないでしょうか。