滝口市長に聞く

[ 2013年1月24日(木) ]

本日の中国新聞県北版に「三セク 確実な継承が狙い」という大見出しがありました。滝口市長の「私の任期中は継承に向けて動く。事業中止という判断はしない」という言葉で締めくくられていますが、説得力というよりも自分可愛さとしか思えない見解です。

資料室に「庄原バイオマス問題 滝口市長に聞く」という表題でアップしていますので、ご覧いただきたいと思います。一緒に、22日の記事もアップしていますので、新聞を読んでいないと言われた何とかさんもご覧ください。そもそも、ジュオン問題で議論となったのは、材を集める方法でした。間伐材と口では言いますが、当初は、1トン6000円という想定でしたが、今回は2500円という説明です。

間伐材をチップ材として搬入する場合の価格は、杉は現在のところ買い入れ停止中。檜は1トン4000円程度です。これらは、業として行っている林業事業者での話しです。庄原の里山ペレット工場に持ち込みでトン7000円ですが、総量100トンまで会社が実勢価格との差額を負担していると聞いています。木粉は、極端な話し木切れでも可能ですが、どうせ売るなら少しでも高くとなるから集まらないのです。

岡山県のメイケン工業のペレットは自社工場からでる集成材の端材を主な材料にしているから安価にできます。材は、限りなくゼロで、加工賃が製造原価そのものです。山の再生は口ではどうにでも言えますが、補助金がどのように使われているか検証する必要があります。山主にたいして有効に作用する補助金となっているか。

私が勝手に書いている単価と思われればそれでも構いませんが、本気でチップ発電の導入を検討すべき時期にきています。売電価格から逆算すると容易に理解できると思います。