「学びの森」作業

[ 2008年6月8日(日) ]

今日は、「学びの森」統一作業日でした。地域の行事が重なり、参加者は12名ほどでしたが、切っておいた松の木や竹を炭窯の前に運び、大きさを揃えてから窯に入れました。初夏に近い天気でしたので、休み休みしたのですが、結構疲れました。

皆で作業しながら、「やっぱり炭焼きは冬の仕事じゃのう」と言いました。山から道まで木を出すのが一苦労で、それをトラックに積んで運んで、また降ろすのですから、仲間がいるから出来る仕事だと思いました。今回焼く炭は、雑木と竹と松です。これは一種の実験でもあるのですが、3種類のものを混合で焼いて、どのような炭が出来るのか知りたいということです。

作業の途中で呉市から視察の方々が来られたので、森づくり県民税のお話をしたり、炭焼きのお話をさせていただきました。その説明の時に、私たちの仲間には、炭焼きのプロと元炭検査員がいますので、素晴らしい炭が出来ますと言いましたら、「ホンマかいな?」という驚きの表情をされていました。それから、「学びの森」がどうして出来てきたのか、これからどうなろうとしているのかをお話しました。

午後3時からは、作業の後の慰労会というか、飲み語る会をしました。実は、飲み語る中から夢が現実に近づいていきます。夢があるからこそ、ボランティアで作業に参加できるのです。自分たちの力で自分たちの夢を現実のものに変えていくことができるのです。その実現する味を覚えたら、もう止めることは出来なくなります。

本当に色々なことを教えてもらえるところ、それは「学びの森」です。