東城川 part2

[ 2012年9月5日(水) ]

次々と情報が集まってきています。東城川が成羽川になってしまった件ですが、FBの力を見せつけられています。どうも、東城町出身者のFBグループが、「東城川に名称を戻そう」運動みたいな感じになってきています。

分かったことは、「成羽川については,昭和42年5月25日付けの政令により「成羽川」として一級河川に指定され,現在に至っております。また,一級河川に指定されるに先立ち,国から広島県へ意見照会があり,同意する旨国へ回答しています。また,昭和28年3月1日付けの「広島県河川一覧」によれば,岡山県境までは「東城川」と記載されており,旧河川法時は広島県により「河川法準用河川 東城川」として指定されていたことが確認できます。新河川法施行に伴い上記の理由から「成羽川」へ名称が統一されたものと思われます。」との広島県からの回答です。

広島県は同意したようですが、住民には何ら周知もされていない。それをごまかすかのようなアンケート調査の結果を広島県のホームページに掲載している事実。住民の90数%が成羽川と認識しているというものですが、信じれません。新潟県では1本の川の名称を巡って自治体同士で係争事例もあるようです。当時の東城町の住民に知らされていたら、裁判になっていたかも知れません。

各種施設が命名権という錬金術から名称がコロコロ変わっていますが、市民に親しまれる名前でないと愛着も生まれません。郵便貯金ホールがALSOKになって今度は上野学園です。こんなことが平気でまかり通るのですから、川の名前がどうしたと言う程度のお役人の認識なのかも知れませんが、呼称( )で納得できるものではありません。