― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年9月1日(土) ]
今日は、亡き祖母の3回忌の法要を営みました。亡くなって丸2年経過し3年目に入る時に行うのが3回忌(3周忌)です。丸1年経過して行うのが1周忌だそうで、2年経過は2周忌とはならないのだそうです。お寺さんが説明されたのですが、忘れました。
2年前に97歳で亡くなった祖母ですが、すぐ下の弟も80歳になったと言っていました。その下の弟も75歳となり、5人いた兄妹も2人だけになったそうです。長生きが当たり前の様になりましたが、亡くなる前の祖母は、「生きることがしんどい」という趣旨の話をしていました。生きるということの意義を見出せない様になっていたのではないでしょうか。
法要の後の会食の時に色々なお話を聞かせていただきましたが、誰一人、死ぬるなんてことは考えていないことが分かりました。故人を偲んでと挨拶では言いましたが、1周忌では確かにそうでしたが、3回忌になると違います。現実の話題が主で、介護保険の問題や医療費の問題、ディサービスの事などが話題の中心となっていました。
私は今回の3回忌は割り切って考えました。法要とお食事会という2部構成にしました。滅多と会わない親族ですから、できるだけ歓談できる時間を作ろうと思ったからです。家族でも一緒に食事をとることが難しい時代ですから、なおさらです。自己評価ですが、皆様に満足していただけたのではないかと思います。そして、確実に自分も年を重ねていっていることを自覚しました。
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