降りそうで降らない

[ 2012年8月6日(月) ]

お昼過ぎにパラパラと雨が降りましたが、まとまった雨がここしばらく降っていません。畑の作物は「水が欲しいよ」と泣いているようにも見えます。これほど降らないと野菜は高騰するし、水不足の地域も出てくるのではないでしょうか。

実は、ある事情から芝を道の法面に植えています。朝に夕にと芝に散水しているのですが、直ぐにカラカラに乾いてしまいます。この時期に芝を植える人はいないそうですが、大雨が降ると水が流れるので、どうしても芝を植える必要があるのです。ですから、痛し痒しという状態であり、雨は降って欲しいけど、流すほどの雨では困るのです。

降るときは、これでもかという程の大雨が降り、降らないとなれば、全く降らない。これほど極端な天の神様に一言申し上げたい。「物事には、程度というものがあります。天の神ならば、手加減ということも必要です。民は苦しんでいますので、ご加護をお願い申し上げます。」こんなことで雨が降ることはないでしょうが、私の本心です。

今でこそ市水道が来ていますので、断水の心配は殆どありませんが、昔は水の苦労は十分にさせていただきました。子供時代は、正に天秤棒で担いで水を運んでいました。釣瓶(つるべ)で水を汲んだことのある人は、私よりも年齢が上の人たちでしょうね。天の神様、「お願いですから、雨をお願いします」。