脳梗塞

[ 2008年5月12日(月) ]

現在(市会議員)の私があるのは、この人がいたからといってもいい程の先輩が脳梗塞で入院されている。私が「議員に立候補しよと思う」と一番に相談したら、「やりんさい」と直ぐに言ってくださいました。彼は人生の師であり、政治の師でもあります。

幸いかな、彼は話すことが出来ます。左半身麻痺は残っていますが、これから懸命なリハビリで復帰を目指されます。私達の悲願であった、「高丸山未開発地区」の里山林整備が軌道に乗ってきた矢先での発症でした。出来ることをさせてくれと、毎日山に上って来られては、雑用全般を引き受けて動き回ってくださっていました。そして、「昔は、ここで遊んだもんです」と、嬉しそうに良く話されていました。

ある朝突然、起きれなくなったのです。直ぐに救急車を呼んで病院に運ばれたのですが、予断を許さない状態が続き、家族の皆さんの心労も相当なものがあったと思われます。幸い、命に別状はなかったのですが、左半身が自由を失いました。しかし、話が出来るのだから、「ありがたいじゃないですか」と私は言いました。私の亡くなった親父は、半身麻痺で話せませんでしたからね。もの言えぬ辛さは、分かっているつもりです。

入院も2ヶ月近くなってきましたので、若干の焦りが出てきているようです。彼の性格を良く知っている私としては、「もう一度、歩きましょう」と言っています。別に根性論で歩けといっているのではないのですが、目標を持って欲しいから言っているのです。実は、彼は非常に物事を熱心に研究するタイプですので、どうしたら歩けるようになるかを自分なりに考えている節があります。

私の禁酒も継続しています。飲みたい気持ちはありますが、今は飲まないことにしようと決めています。酒も煙草を止めても、脳梗塞や脳血栓、心筋梗塞になる可能性はあります。しかし、確立は低くなります。今しか出来ない勉強をしっかりとさせてもらいましょう。