― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年4月26日(土) ]
一般世論には大きく2つの流れがある。一つは、正々堂々と論陣を張って論破する、所謂「正当派」。もう一つは、長いものにはまかれよ方式で、知らぬ顔で通し、最後は多数派になっている「日和見主義派」である。
何らかのトラブルに関係すると必ず二手の意見を頂くこととなる。それは、正々堂々と渡り合いなさいという人と、様子を見ながら本当は意に反しているかも知れないが、長いものは巻かれよという人。どうしてこんなことを書いているのかと言うと、多勢に無勢状態で戦いを挑むことが多い私だからです。見ている周りの人に言わせると、「ハラハラして心臓に悪い」のだそうです。
私自身は、正論で物事を進めているつもりなのですが、正論だけでは世の中は渡れないんだよと言うことのようです。雨が降っていても、「晴れている」と誰かが言えば、晴れていることにしなければならないのでしょう。しかし、庄原市で通用するルールを勝手に作ってみたところで、それはまがいものでしかありません。トカゲの尻尾を切ってもまた尻尾は生えてきます。
議論せずに物事を進めているのが、今話題の聖火リレーです。中国国内の問題が聖火リレーを通して世界中に広がっていっています。押さえ込めないほどに広がっており、どちらが正義か分からなくなってきています。ダライ・ラマ14世だけに責任をおっ被せれば済むという問題ではなくなりました。正に「長いものには巻かれよ」という時代は終わろうとしているのです。
これからニュースで長野市での聖火リレーの様子を見たいと思います。ネットのニュースでは大変だったようですね。
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