「議会改革度」ランキング19位

[ 2012年5月22日(火) ]

日経グローカルによる、全国市区議会の「議会改革度」ランキングで、庄原市議会が総合順位で19位と評価されました。前回調査は2年前の2010年590位だったのですから、2年間で集中的に議会改革が進んだということになります。

公開度偏差値59.00、住民参加度偏差値74.79、運営改善度偏差値75.99、総合偏差値75.13で、総合得点47.0です。総合得点は100点満点で、第1位の流山市議会は66.8点です。まだまだ理想的な議会を100点とするならば、得点は低いのですが、総合偏差値90以上は、流山市議会のみとなっています。総合評価としては、議会の2極分化する傾向がみられるとなっています。

庄原市に対するコメントとして、「庄原市などは前回から大幅に躍進した。議員が一体となって改革を進めてきた議会が多く、後発だけに先進的な議会に学び、その長所を多く取り込めた面もある」と書かれています。まだまだ改革の道半ばと庄原市議会は考えていますので、議会の全ての会議をユーストリームなどを活用してネット配信も早急に採用すべきです。

議会の見える化をドンドン進めることで、一般質問の一問一答も内容が濃くなると考えます。全ての委員会や議員全員協議会も庄原市議会は傍聴できますが、先ほども書いたネット配信で完全な見える化にすべきです。住民と直接対話する、議会報告会や各種懇談会も積極的に開催に努めることは当然です。

私は決して、庄原市議会の議会改革に満足はしていませんが、今回の評価で改めて各地の議会の改革の必要性を感じています。地方から国を変えることができる可能性が示されたのではないでしょうか。