議員って、どうなんでしょうか

[ 2008年4月5日(土) ]

今朝何気なく新聞の投稿欄を読んでいたら、議員報酬が高すぎるというところに目がくぎ付けになりました。ある他市の住民からの投稿記事ですが、「やっぱり、そう思っているんか」って、少し複雑な心境になりました。

そのまちは、政務調査費もあるそうですが、その使い方が恐らく不透明なのだろうと思います。幸いに庄原市には政務調査費も委員会などに出席する費用弁償もありませんから、誠に身ぎれいと言えば身ぎれいです。要は議員報酬だけですから、年間500万一寸の総額(税引き前)を頂いております。非常勤で何をしているのか分からないという記述もありましたが、分からない人を選んだのが有権者です。

議員それぞれの考え方があると思いますが、黙って4年間つつがなく過す議員がいたり、住民のためと走り回る議員がいたり、それぞれが多様な価値観だろうと思いますので、否定も肯定もしませんが、審判を下すのは住民のみなさんです。では、何故議員になるのかということです。「お役に立ちたい」、「お世話をしたい」、「政治を浄化したい」、「住みよい庄原にしたい」等々、思いはあったのです。

あったのですと過去形にしていますが、殆どの議員さんが過去形です。志をもって立候補されるのでしょうが、志半ばで「やる気なし症候群」となられるようです。要はものが分かったような言い方をする執行者側に取り込まれるのです。「こういうやり方がありますよ」って、知らず知らずに主従関係が構築されていきます。政党交付金が交付されても政治は一向に浄化されません。当たり前です。

志高く生きるということは、己を律する力量が必要です。これは目には見えない、言葉からも中々判断できない、生涯を通しての生き方でしか見ることは出来ないものだろうと思います。そういう志高く生きる議員を目指している議員ですと胸を張って言える私でありたいと思います。

あなた、議員になってみませんか。