盛り上がりに欠ける

[ 2008年4月2日(水) ]

どうも三次市の市議会議員選挙と市長選挙は盛り上がりがイマイチですね。正直な町の声として、「候補者の名前がさっぱり分からない」「旧郡部は大変だろうね」と言われています。つまり、普段からのお付き合いがないと駄目ということです。(旧市内が過去の実績からして有利と言えます)

今日もあるところで話していたら街宣車が来て、「〇〇候補を宜しくお願いします」とアナウンスがありましたが、「誰だろうね?郡部の人じゃね」という反応でした。これまでと同じ名前の連呼では誰も反応しませんよ。さりとて、政策を述べてみたところで誰も聞いてもくれないという現実。そろそろ候補者が車から降りて歩き始めるのではないでしょうか。内心は、「どうなんじゃろう」でしょうね。

この盛り上がりのなさは、お天気にもあると思います。寒すぎます。どの陣営も明るいジャンパーを揃えて着ておられるのですが、私には寒々しく映ります。それに拍車をかけるのが、ウグイスさんが上手すぎることです。垢抜けていると言えばカッコいいのですが、バランスが悪いですね。つまり、聞き流してしまうということです。

僅か1週間の選挙運動で何がアピールできるのでしょうか。有権者が一番に見るのは、「年齢」だろうと思います。若ければいいと言うわけではありませんが、私は70才が一応の目安だろうと思っています。つまり、70才を越えるとできないことが多くなってくるのではないでしょうか。中には80代でバリバリの方もおられますが、まあ、例外です。

次に聞き慣れた名前の人が有利ですね。とりあえず、聞いたことがあるというだけで、親近感を覚えます。じゃあ、実績とか政策は何番目かと言うと、あまり期待していないというか、実績も政策も知らないというのが本当のところです。残念ながら、これが現実なんですよ。だから、候補者の名前を連呼して、少しでも脳裏に焼き付けるという作業をするわけです。じゃあ、盛り上る選挙って、どんな選挙なんでしょうか。●問題を抱えた選挙です。