敷信みのり保育所卒園式

[ 2008年3月29日(土) ]

板橋保育所と実留保育所が統合され、株式会社敷信村農吉が指定管理者として運営する中で、初めての卒園式が本日行われました。公設公営とは明らかに違う卒園式に、マジで感動しました。

パワーポイントで一年の歩みを映し出すと、子供が思い出を語り始めました。全員で揃って言ったかと思うと、グループ毎に言ったり、それは見事なものでした。手話をしながらの歌には、「ここまでするか」という感じでした。更に度肝を抜くように、楽器演奏をするではありませんか。もう完全に、降参です。

一つだけ残念だなって思ったことは、ビデオカメラや写真を撮ることに必至になっておられるお父さんやお母さんが多くいらっしゃったことです。撮りたい気持ちは十分に理解できますが、ライブで子供の姿を見てやった欲しかったですね。自分の子どもだけでなはない、全体の中にいる我が子というものを感じて欲しかったです。

二部の卒園証書授与式は更に感動もんでしたよ、アメリカの大学の卒業式みたいで。コートというか、そう、あの聖歌隊みたいな服に、角帽をかむっているんですから。服の色は、作物を表すグリーンに襟は大地を表すブラウンでした。一人ひとりが前に進み、これも緑のバインダーに入れられた卒園証書を受け取るのです。無茶苦茶カッコよかったです。

壇上でひげ爺さんが感極まって立ち止まったときには、私まで泣けてきました。苦しかったことや楽しかったことが、脳裏をよぎったのでしょう。本日は21名の園児が巣立っていきましたが、4月には多くの園児が入園してきます。これから、敷信みのり保育所の歴史の2ページ目が開かれるのです。

陰で支えてこられた、職員の皆さん、保護者の皆さん、地域の皆さん、感動を、ありがとうございました。

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