第1回定例会終わる

[ 2008年3月28日(金) ]

今日はセレモニーでした。決まったことを決まったように行う、寸劇とまでは言いませんが、各常任委員長の発表会であり、予算審査特別委員長の宝塚公演だったのではないでしょうか。

それを壇上で操る、指揮者の議長という構図です。これこそが、形式化というか形骸化した議会であるのではないでしょうか。採決していても、手をあげたかあげてないか分からないようなあげ方があったりして、「全員です」と議長が言えば、「あげていません」とクレームをつける議員がいたりで、これじゃまるで、ホームルーム状態です。立派なことを言っているようでも、議場での態度はとても子供には見せれない議員もいらっしゃいます。

議会制民主主義と口では唱えながら、議会を無視しての活動で物事が決まることも多々あるように感じます。「どうしてそうなるの」と言ってみても、「ご理解下さい」の連呼でチョンとなります。常勤議員制にする市町も現れていますが、それでは議会制民主主義とはいえなくなるのではと思います。いつも言っている議会改革とは、執行者と対等に議論できる土壌を先ず作ることから始めなければなりません。

それには議員が勉強する以外に方法はないのかもしれません。特に地方の市町の議員は職員と同等以上の知識を有する必要があるように思います。そうでなければ、追認機関に成り下ります。ですから、少数精鋭主義で、議員で政策秘書が雇えるくらいが理想です。議員は執行者の邪魔をするものと思われていますが、市民の代表という観点からすると、多様な意見を述べることは大切です。しかし、有象無象となってはいけませんけどね。

慣例による「懇親会」が今晩も行われます。執行者と議会が飲み会をするわけですが、どうも私には理解できないので、参加しません。