視察で感じたこと

[ 2012年2月17日(金) ]

一昨日は、徳島県の小松島市議会にお邪魔し、昨日は、岡山県井原市議会に行かせていただきました。所変れば品変るではありませんが、手法の違いに驚きました。

住民の福祉向上という基本線はあるわけですが、小松島市の場合は、予算・決算審査が非常に効率的で詳細であり、検証作業もキッチリとされてました。事業を議員が選び出して、集中的にカード(見える化)を使っての審査は、緊張感が高いのではと思いました。

一方の井原市議会は、議員全員で予算・決算審査を行っているということでした。議会基本条例を23年4月施行ということで、まだまだ議会改革に取り組み始めたばかりという印象を受けました。改革を主導されてきた前議長にもお会いしましたが、やはり人財です。

議会改革を進めていく手法はそれぞれ違いますが、求めていることは一緒です。開かれた議会であり、執行者との両輪となる権威をもった議会、住民の付託に確実に応える議会だと思います。あげればきりがありませんが、議員力をつけるということだと私は思います。

議会事務局の職員さんが言われた、「報告関係なども議員が自らやっていただかないと駄目です」には、かなり議員とも議論を重ねていることが見て取れました。