ついに完成

[ 2008年3月27日(木) ]

里山林整備事業のひとつ「炭窯築造」が、ほぼ完成しました。私は議会があったりで、このところ殆どお手伝いが出来なかったのですが、毎日何人かがボランティアで出てくださり、何とか3月中に完成させることができます。

事業年度内に完成までこぎつけることが出来、内心ホットしています。作業小屋も昨日、電気が引かれて後は外板を張れば完成ということころまできています。無茶苦茶な値段で業者に卸したのですが、想像以上に頑張ってくださり、とても値段を公表できないほどの出来栄えになってきています。それもこれも、さとやま友の会の会員さんが連日山に入って、手伝ってくださったからです。

各地で広島県森づくり県民税を活用した事業が行われていますが、これほど地元の人々が長期間に亘って山に入って里山林整備をされたことはなかろうと思います。延べ人員では、200人を軽く越えているでしょう。中核となって作業された人達の活動記録がないのでハッキリとしたことは言えませんが、彼らだけでも最低延べ100日ではきかないと思います。事業そのものが遅れに遅れて、やきもきしましたが、本当に何とかなって安堵しています。

明日から炭窯に熱を通して乾燥させる作業に入るそうです。既に窯の中にはクヌギなどの材料が詰め込まれていますので、乾いたらいよいよ窯に火が入れられ炭焼きが始まります。心血を注いで完成した炭窯ですので、絶対に素晴らしい炭が焼けると信じています。そして炭が焼きあがったら、作業に携わった人々に集まってもらい「感謝祭」を開催します。共同して作業することで確実に地区が団結しました。

新年度は、更に整備を進めていき、山の持つ力をもっともっと活用していこうと考えています。