会派研修決まる

[ 2008年3月26日(水) ]

政策集団「希望」の研修で北海道に行くことが決まりました。北海道を巡る訳ではないのですが、洞爺湖の近くの伊達市と、夕張郡の栗山町に伺うことになりました。丁度、洞爺湖サミットの直前の7月2日からです。

どうして北海道になったのかですが、個人的に伊達市に行きたかったことが大きな要因です。偶然にテレビを見ていたら、定住促進策の成功によって人口が増えた町として紹介されていました。現在の市長が就任した時に、市の財政担当が来て、「予算が組めません」と言ったというのです。市長になったばかりなのに、予算が組めないと言われ、本当に途方にくれたそうです。

市長は会社経営者でもありましたので、地元の信用金庫や商工会議所のメンバーに相談したりして、伊達市再生プランを作成されたのだそうです。その目玉は、「伊達市に人を呼び込もう」という定住促進策だったのです。試行錯誤はありましたが、ここ10年間で北海道内や本州からの移住者が2000名を越えようとしているそうです。お陰で今では、北海道の湘南と呼ばれ、若者も多く住む町になっています。

我が会派のモットー、「分からないことは聞きに行く」ということから、出掛けていくことになった次第です。サミット直前ということで難しかったのですが、伊達市のある市会議員の尽力により現場主義視察が可能となりました。型どおりの視察では分からない部分を、現場移動しながら勉強してきたいと思っています。どうも他の議員は温泉が楽しみみたいですけど・・(冗談)

翌日は栗山町に移動して、議会基本条例と議会報告会について勉強します。日本で初めて議会基本条例を制定したのが、栗山町です。全国から視察が相次いでいるそうで、我が会派だけということにはならないので、他の市町との混成での説明となるようです。できたら深い内容が知りたいので、ある議員に現在、接触を試みています。まるで、ゲリラ作戦ですが、折角、北海道に行くんですから貪欲に勉強しなければなりません。

そして、札幌のススキノ付近のホテルに宿泊して、骨休めとなります。言っておきますが、旅費等は全て自己負担ですので、本気になるというものです。