精進料理

[ 2008年2月25日(月) ]

昨日は、岡山県高梁市成羽町にある「浄福寺」に精進料理をいただきに行ってきました。実は、私の高校の同級生が三次のお寺からこちらのお寺に嫁いできているのです。ガミさんとは、中学・高校と同級生で仲がよかったので、二人とも喜んでいました。

浄土真宗本願寺派のお寺さんで、住職は残念ながら不在だったのですが、一昨日、カンボジアから帰ってきたばかりということでした。聞けば、布教することがお仕事の様で、三次にも庄原にも良く来られると聞いて、驚きました。今は、山下里絵さんと姓は変わっていますが、すっかり学生時代に戻り、話しに華が咲きました。私が、「学生時代に料理をしょうった」と聞けば、「ぜんぜん、していなかった」と言っていましたので、相当に苦労したなと感じました。

時々写真日記に載せている精進料理の写真では分かりづらいかもしれませんが、それは手が込んだ料理ですし、非常に美味しく頂くことができました。ご一緒したのが魚屋のN田先輩ですから、「これはアナゴですか」と聞けば、「精進料理は、肉も魚も一切使いません」とピシャリ。それでも、「出汁は鰹節」と聞けば、「お魚は一切使いません」とピシャリ。出汁は昆布だそうですし、お醤油も特別なものだそうです。面白いお手伝いのおばさんで、「材料は全て地で取れたもので、一切中国産はありません」と何度も言っておられました。

折角、成羽まで来たんだからと、映画「八ツ墓村」の舞台になった「広兼邸」に寄って見たり、吹矢ふるさと村に寄って昔の豪商の家や吹矢小学校などを見学しました。一緒に行った らっきょ夫妻も、喜んでくれていました。実は理絵さんと一つの約束をしました。それは、三次のS君が当選して、その祝いを兼ねて精進料理を食べに行くという企画です。「林君なら実現できそう」と言うので、「絶対に大型バスで来るからね」と約束しました。

浄福寺:成羽町布寄594 電話番号0866-45-3028 事前に予約して下さい。担当は、山下里絵さんです。