交渉は苦手

[ 2011年10月20日(木) ]

今日もある人と昨日のブログについて話していて、「何で言うことがコロコロ変わるんかね」と言ったら、「個人的な意見が言えない人たちだからですよ」と言われました。世間には自分の思い通りに発言できない人がいるんだと知りました。

それにしても、私は交渉が苦手です。セールス時代も、直ぐに安売りをしてしまうと上司から叱られていましたが、駆け引きが苦手ですから、「買うなら買う。要らないなら買うな」というスタイルでした。大口ならいくら値引くかなんて、大嫌いでした。大体、その大口が二桁ですからね。

脱サラして今の事業であるダスキンを始めたのですが、ダスキンは全国一律価格で値引きなしです。たとえ大口であろうが、現金で値引きなしです。そうは言いながら、私の会社ではどうしても、売り掛けがありますが、ある東京の非常に大きな加盟店ですが、一切の値引きと売り掛け販売をしていません。

政治と商売は違うといわれるかも知れませんが、基本は同じです。イエローハットの創業期というか、社名がローヤル時代にある大手ショッピングセンターと取引をされていました。結構な大口だったそうですが、限度を超えた値引き要求に対してオーナーの出した答えは、「取引中止と売り場からの完全撤退」でした。

社員の心が荒むが理由だったと聞きます。私は政治の舞台から今は撤退するわけにはいきませんから粘りますが、心はかなり荒んできています。正攻法での交渉が上手くいかないかも知れませんが、信念を曲げるつもりはありません。11月1日の議員全員協議会で、これまでの経緯を報告することになっていますので、読者にも全てお知らせします。