悩みは同じ

[ 2011年10月18日(火) ]

今日は、安芸高田市議会 議会改革特別委員会への視察研修を実施しました(大変、お世話になりました)。庄原市の議会改革特別委員会の8名のメンバー全員で伺ったのですが、研修の感想は一言で言うならば、「悩みは同じ」でした。

安芸高田市議会からは議長と3名の特別委員会委員から改革の取り組みについて説明を受けたのですが、私は、議会と振興会(庄原市で言う自治振興区)のバランス問題が議員定数や報酬問題に大きく作用しているのではと感じました。これも地域によって程度の差はあるようですが、活発な地域では、議員は必要ないという意見もあるようです。

地域の代表という表現が何度もあったのですが、地域選出議員という認識の議員さんが相当多いようにも感じました。これには正直、驚きましが、庄原市では思っていても、人前では言わないという不文律があると思っていました。しかし、不思議と合併前の旧町から、結構均等に議員が当選しておられますから、たぶん、合併過渡期・・・かな・・・

それと結構、財政面での理由付けのお話しもあったのですが、必要なら予算は付けるべきですから、議会の更なる改革を訴えるべきではないでしょうか。私たちの議会もそうですが、情報発信力が弱いと感じました。議会中継の話を聞くのを忘れたのですが、これからは光が開通したら違いますよね。己を助ける武器となるかどうかは、議員にかかっています。

最後に一番印象に残った言葉は、「議会改革より議員改革を先にしなさい」でした。ある意見交換会の会場で頂いたご意見だそうですが、議員全員、フリーズ状態だったとか。自分たちのことは自分たちで決めるのは当たり前のことなのですが、議員の置かれている状況等を勘案することも必要ですから、悩みは尽きないのです。

そんな議員なら辞めてしまえ!ってか・・・・・・