本音で議論せず

[ 2011年9月9日(金) ]

ジュオン問題に関して昨日の決算審査のことを少し茶化して書きましたが、庄原市がトンネル補助を受けたのだから、国の責任であり問題ないと思われた方がおられたなら、それは大きな誤解ですので、ごめんなさい。

トンネルだろうが青天井だろうが、議会に提案されて議決したことに関しては、当然ながら議会の責任はあります。責任割合と言われれば、私は理由がどうあれ、五分五分だと思います。しかし、事後処理に関しては、執行者側にはやる気が見えないのは事実です。さりとて、議会側も50歩100歩かな。

結局、一番迷惑を被っているのは、庄原市民に他なりません。あなたたちが選んだ市長と多くの市議会議員が推し進めたジュオンによる新産業育成が企業側の一方的倒産通知によって頓挫したのです。それでも、議決した議会に責任は残るのです。勝手に倒産したでは済まされない訳は、トンネル補助が残っているからです。

そもそもトンネル補助は、絶対に大丈夫という前提で議決するのが普通ですが、ジュオンに関しては、市長が大丈夫と太鼓判を押したのが、担保だったのです。ですが、議会も責任があります。何度も書きますが、選ばれた市長と議員の責任です。しかし、補助金返還は、広く市民の税金もお願いしないと無理です。

子ども手当てを貰ったけど、使い方が悪かったから返してとは明らかに違いますね。こちらは、計画的に税金を引き出したのですから。