休校校舎の利活用案

[ 2008年1月29日(火) ]

昨日のブログの続きですが、どうしても「もったいない」と思える休校校舎です。私なりに色々なアイデアを持っていますので、好き勝手に書いてみたいと思います。出来るか出来ないかは、やる気の本気が決めることです。

先ず、昨日一番に行った西城町の大戸小学校ですが、ここはこじんまりとしており活用案はいくつかあります。管理者家族を広く公募して、校舎を無償貸与します。条件として、家族で住むこと。自分達のお米は自分達で作ること。これ以外はお好きにどうぞでいいと思います。ああだこうだと条件をつければ誰も来ません。次は、倉庫として貸し出す案です。田舎の家は広いからといいますが、入れるところが案外ないものです。1教室を年間6万円程度でどうでしょうか。捨てるに捨てれない思い出の品々がいくらでも置ける場所の提供です。

次に訪れた大屋小学校ですが、ここは2階建てで教室数も相当にあります。この学校には生活する人に集まって欲しいと感じました。先ず、段差の解消が必要です。グランドは必要ないので自動車が校舎前に横付けできるように変更します。1階は一人暮らしの高齢者や障害者の住居スペースとし、2階は若者のアパートとします。2階の家賃は低価とし、管理委託費を含むとすればいいでしょう。原則、食事やお風呂などは共同とし、大家族という捉えかたです。運営方法などは、専門家が考えればいいことです。1階の入口付近に地域の皆さんも来れる飲み屋を作るのもええですね。

予定外だったのですが、西城中学校の旧寄宿舎だった「創造の村」を訪れました。西城の芸術家が集まって自分達の手で改築等を行い、芸術の拠点とされている施設です。昨日は、急遽のお願いであったにも係らず、副村長の主田さんと五島さんがご案内下さり、全ての施設を見学させていただきました。ここで一番素晴らしいと感じたことは、子供達の絵画教室を開かれていることです。昨年の県美展には3名の中学生が入選を果たしたそうですが、これは快挙です。主田さんたちがボランティア精神でやられていることが大きく花開いてきています。

この施設を見て本気思いました。知恵をだすことで、眠っていた施設が息を吹き返すことが可能となることを。昨日のブログにも書きましたが、地域地域ということが利活用を阻害しているのです。公共財産ですから、お金をかけるだけかけて潰すのか、利用してもらってお金を生み出すのか、知恵のだしどころです。誰もしないのなら、議員でプロジェクトチームを立ち上げましょうや!ねえ、ブログを呼んでいるあなた。