会派について

[ 2008年1月25日(金) ]

今日は議員全員協議会が議場で開催されました。協議事項は、新庁舎の空調設備の概要説明と会派についてです。空調は、チップボイラーと地熱利用という環境面に配慮してものですが、実績に乏しく、説明にならない説明に終始しました。

空調を今更言ってみたところで、設計に盛り込んである訳ですから、変更の余地などない話です。しかし、あまりにも現実からかけ離れた空調設備と言わざるを得ない代物ではあります。全館の殆どをチップボイラーと地熱利用により冷暖房するというのですが、「万一、壊れたり故障した場合の対応は」と質問すると、「これから研究する」という意味合いの答弁ですからね。まあ、普通の会社が自社ビルを建築するのであれば、メインテナンスを一番に考えて設計するのじゃないでしょうか。

理事者側の説明が終わると、今度は議員だけによる「会派問題」についての議論が始まりました。現在、4つの会派が届けられて活動されていますが、7名の会派に属さない議員から4つの会派から出されている会派制度運用の案に対して、独自案が出されたことに対する議論です。最大の問題は、一人会派を認めろということです。私は、「7名で会派を結成しなさい」と意見をのべました。そして「一人会派は認めない」とすっぱりと言いました。

12時を過ぎましたので、「お昼をとりながら、各会派で検討下さい」ということになりました。もう既に会派でということなのですから、会派で動いているわけです。そんなやり取りの中から、「代表者で協議する」という案が出され、次回の会議までには1本化した運用案を提示することとなりました。一匹狼と言えば、カッコよく聞こえますが、一人は所詮一人です。また、烏合の衆の会派であるなら、存在する意味がありません。つまり、数合わせではないということです。議会の活性化なくして、庄原市の活性化はありません。