迷走に終止符を!

[ 2011年6月14日(火) ]

中央政界の迷走振りには、国民の大多数が、「機能しない政治家集団」との認識を強くしていると思います。菅さんは辞めると言ったのだから、辞めなさいよ!でも、次は誰がなるのでしょう。

こんなことを言っちゃ駄目なんでしょうが、誰がなったところで大した変化は起きないだろうと思います。復興庁を早期に立ち上げて、権限も予算も渡すのが良いのでしょうが、規模が規模だけにそう簡単にはいかないのでしょう。この辺りに規制緩和との掛け声ばかりで、実際は、規制ばかりの霞ヶ関社会があるのでしょうね。

政治主導と言うけれど、政治主導が迷走の原因のひとつになっているとの指摘もあります。以前のブログに、福島の原発事故は全てが人災であっと書きましたが、誰が考えて人災です。しかも、その後の処理方法も後手後手の連続で、人災に拍車をかけたわけです。私の単純な疑問ですが、何とか委員会とかが多すぎませんか。

これは私の考えですが、福島原発事故の処理から政府は原則、手を引くというのはどうでしょうか。まず、原発事故処理特別チームを編成して、全ての権限を渡すのです。外国の技術者が入っても良いじゃないですか。国家機密といいますが、フランスじゃあるまいし。旧型の原子力発電所の廃炉の仕方を共同開発したったおかしくないと思います。

これから世界中で廃炉がスタートするはずですから、世界中が注目していることは間違いありません。世界中からお金を集めることだって可能ではないでしょうか。政治とは不可能を可能とすると教えられました。