― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年6月7日(火) ]
今日の議員全員協議会で、「㈱ジュオン等に事業に係る対応について」説明がありましたが、私はもう呆れて発言する気にもなれませんでした。盗人に追い銭とはこのことで、事業計画変更により21,048,879円を市は国に返還しなければなりません。
平成22年11月18日に3度目の事業変更を行なった時点でどうして議会に説明しなかったのかということで紛糾しましたが、市長は東京での全国市長会に参加で不在ですから、責任ある答弁が出来るものがいません。事業系副市長は壊れたテープレコーダーですし、事務系副市長は、私は係っていなかったという始末です。
国への納付時期は、協議により、平成23年度中に予算措置が整い次第速やかに返還することとなっています。そして、グリーンケミカルの補助金返還残高は11,352,879円ですが、これも市が被る可能性は否定できません。ここまでコケにされた会社を存続させて事業を続けるという執行者の気持ちはまるで理解できません。
更に驚きは、議員には民事再生で有力な会社が事業を継続してくれると市長は言っておきながら、未だに民事再生の申立を行なっていないのです。5月24日、25日、27日の3日間、会計検査院農林水産検査第2課会計実地検査を受けているのです。抜き打ち会計検査で、上司の命令で来たという理由だそうですが、そんなものですかね。
3月一杯にジュオン問題は一定の整理ができると言いながら、ズルズルともう6月です。民事再生もこの調子なら年内は難しいのではないでしょうか。執行者の責任、議会の責任、そろそろ明確にすべき時期ではないでしょうか。議会報告会は荒れますね。
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