高齢化

[ 2011年3月5日(土) ]

地区の寄り(集会)に行って来ました。新年度から私が班長になることになったのですが、高齢で寄りに来れない人があったり、親父が亡くなっても跡取りは帰らずという家があったりで、少子高齢化そのものの地区になっています。

17軒だったのが16軒となりました。その中で、一人暮らしの家が3軒もあります。この数年、地区の構成員の死亡が続き、確実に元気がなくなってきていると感じています。これまで、地区の中心的立場で活躍してもらっていた人たちも高齢化してきました。今回の役員改選では、私と家内で5個の役をもらいました。

偶然に順番で来た役ばかりですが、2年後の改選を考えると心配になりますね。以前、一度あったのですが、事情からある人の役を引き受けて5年したことがあります。回覧板が回せない地区のお話しを聞いたことがありますが、他人事ではなくなりそうです。テレビ電話的に使えるネットの構築も必要と考えます。

跡取りと思って育てた子供は、都会に出て帰らなくなります。帰っても仕事が無いということから、「帰って来るな」と言わなければならない親の苦しい胸のうち。家(建物)だけの問題ではなく、田畑や山も荒れていきます。こんな状況の中で暮らしている私がすべき事は何かを本気に真剣に考えなければなりません。待ったなしです!

集落支援員や地域おこし協力隊の実証実験がいよいよ新年度より始まります。3年で成果を出さなければなりません。