資料室をご覧下さい!

[ 2011年1月28日(金) ]

平成21年3月13日に行なわれた、「環境・新エネルギー問題調査特別委員会中間報告」を資料室にアップしました。当時委員長であった溝口さんの力作です。彼は西城の三坂にかなりの山を所有する林家ですので、考察にも一歩も二歩も踏み込んだものが感じられます。

昨日のブログには少しだけしか書きませんでしたが、報道各社もイライラしておられます。調査特別委員会が開催される度に取材に来られるのですが、まるで進展しない状況に、「本気さが見えない」と感じておられるのではないでしょうか。そこで、2月2日に広島の弁護士事務所で行なわれる金融機関と西本兄弟、庄原市の担当者の協議後に記者会見を行なうことを執行者に申し出て、行なうことになったのです。

東京の農林水産省にも出向いてお願いしたようですが、こんなお願いを全て聞いていたら、国は破産してしまいます。それでなくても、格付けを落とされて財政再建は急務となっている現状から考えると、農水省の事業は絞り込むべき事業が多すぎます。つまり、失敗作が多いということがいえます。予算獲得のために事業を作り続けているのですからね。

昨日の議論で、「すべきことでないことをしてしまったのは、我々の無知もある」という趣旨の発言をされた議員もありましたが、もう少し踏み込んで調査研究すべきであったことは事実です。国のトンネル補助という言葉には、「庄原市には関係ない」という響きがあったのも事実です。そして、何よりもうかつだったのは、企業の信用調査が殆どなされていなかったということです。

ジュオンが土地や建物、製造機器を担保に入れて借り入れができたのは、暗に庄原市が債務保証しますよということでの融資実行だったわけですから、問題は深刻です。中国四国農政局はそのために、庄原市から「財産処分承認申請書」を取っているのです。