― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年12月5日(日) ]
耕作放棄地がドンドン増えているが、山の荒廃も凄い勢いで進んでいます。昨日の交流会で山に入って驚いたのは、松が殆ど枯れていたことです。それも相当に大きな松ばかりなのです。
ジュオンに対するコメントが多く寄せられています。その中の、ラパンさんのコメントに少し間違ったことを書きましたので、私の森林整備に対する考え方を少し書かせていただきます。地元の任意団体が整備を受ける仕組みをと書いているような記述ですが、実は書いていなかったのです。そこで、私の考える森林整備のやり方を以下に書きます。
これはあくまでも構想ですが、アサヒビールのアサヒの森と連携して、アサヒ山の学校を開設します。今も小学生などを山に招待して学習活動が行なわれていますが、大人バージョンの山の手入れを本格的に教える学校を作ります。森林作業の従事者養成学校というものが日本に存在しているかどうかは分かりませんが、庄原に作るべきだと考えます。
アサヒのネットワークを活用して、全国から集めればいいと考えています。山の下草刈りや除伐や間伐のやり方などを徹底的に教えます。そうです、山の手入れ全般。搬出の仕方や製材もやったらいいな。そして将来は、卒業生たちが全国に散らばって、各地に分校を作ります。時間はかかるか知れませんが、プロが育ちます。それと平行して、山の手入れの制度化を進めるべきです。
建築物も基本的に国産材で行なわれるようになるのが夢ですが、現実にする必要があります。別にアサヒだけという考えではないことを付け加えておきます。
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