働くことについて

[ 2010年11月4日(木) ]

働くことは人間に備わっている不思議な習性だと思います。何もしなくても良いから食って寝ていればいいと言われれば、あなたはどうしますか。そんなことはできないでしょう、人間として。働くことは自分を高めることなんです。

お給料が安いとぼやく人がいたとします。自分は一所懸命に働いているのに、どうしても給料が上がらないと。それは、上がらない理由があるからです。働くことは、傍を楽にさせることだとも言われています。傍が楽にならず、傍が苦になっているのではないでしょうか。それは、その人が悪いのではなく、その人の適正を見抜けない社長が悪いのです。

「人は役に立つために生まれてきた」のだと私は思います。丹波笹山にある障害者のパン工場にお邪魔した時のことです。指導者は、一人一動作と決めているとおっしゃいました。タマゴを割る人は割るだけ。タマゴを混ぜる人は混ぜるだけ。かの松下幸之助も似たようなことを本に書かれていたと記憶していますが、楽しく働くことが人間性を高めるのです。

昔の職人は と、ここまで書いていたら人が来たのでストップしました。そしたら、何を書こうとしていたのか忘れてしまいましたので、終わり。