心配の声

[ 2010年10月18日(月) ]

21日から北京に3泊4日で出掛けるのですが、「大丈夫」とか「行かん方がええよ」とか、心配の声が寄せられています。私たちは日本に住んでいる中国人と一緒に北京に行き、現地の中国人と合流して行動します。もう10年から続いている交流ですから、何ら心配するものではありません。

北京の中日友好学院で日本語を勉強していた学生が広島に留学してくる際に、身元引受人をされていた私の師匠のご縁から、「中国(北京)掃除に学ぶ会」が出来たのです。年に1回ではありますが、中国国内で 「掃除に学ぶ会」を行なってきました。会場は、留学生の出身地の大学と中日友好学院のトイレです。ですから留学生たちと、中国各地に行くこともできました。

SARSで中止となった年もありましたが、支援物資を送って激励し、翌年からは復活しました。正直、費用は少し高めです。それは、留学生たちの旅費を我々が負担するからです。しかし、2人に1人の通訳がつくと考えれば安いものです。現地の人たちが行くレストランで食事をし、現地の人が買い物をするお店で買い物をします。日本人が行かない(行けない)ナイトスポットにも行きました。

今回は、娘のハルカも大阪から広島に来て一緒に北京に行きます。今から9年前の掃除に学ぶ会で出会い、日本に留学(京都産業大学3年編入)して来ました。今では日本に追っかけてきた恋人と結婚して大阪で暮らしています。広島からも結婚して広島で暮らしている中国人が一緒に行きます。北京には、広島に留学していた人たちが迎えに来てくれます。みんな、10年来の仲間です。

何を好んで10年も続けて便所掃除に行くのかと人は言いますが、自分たちの子供が成長する姿を確かめたいということかも知れません。ですから、何も心配することはありません。