お寺の研修でした

[ 2010年10月17日(日) ]

金曜日から土曜日にかけて、実はお寺の研修旅行だったのです。都市部の研修なんて、でたらめを書いていましたが、菩提寺の本山である「仁和寺」参拝が大きな目的だったのです。

金曜日の早朝に出発したバスは一路、高野山を目指しひた走ります。総勢40名の参加者ですが、その殆どは顔見知りの方々で、和やかな雰囲気の旅行の始まりでした。これまでこういった企画は無かったのですが、住職が定年退職されたのを期に本格的に仏門入りされることを決意されたことから実現できた旅行です。正確な説明ができませんが、頭も剃られて名前がついたみたいです。

高野山は初めてだったのですが、30万基の墓はそれは凄かったです。宗派を超えた場所だということが納得できました。つい近年見つかった、織田信長のお墓も見ることができました。最大のお墓は、豊臣秀吉のものでした。全国から多くの観光客?が訪れておられましたが、どういった目的なのかは不明です。四国88箇所巡りの最後の仕上げが高野山参りだそうです。

そして、昨日の午前中は、宇治の平等院に行きました。そして、目的地の「仁和寺」へと移動しました。歴史的なことの説明は省きますが、真言宗の総本山である仁和寺には、全国の真言宗派のお寺さんがお参りに来られています。お寺での団体参拝だったので、私たちは国宝の金堂の中に入らせていただき、楽しい法話を聞くことができました。これは、所謂、特別待遇でしたね。

普段は話すことがない人たちばかりでしたが、移動のバスの中で十分にコミュニュケーションが取れたように思います。これからは、定期的にこのような企画がされるそうですので、期待するところです。最後に、今回一番感じたことを書かせていただきますと、「権力」ということです。誇示するという権力ですね。言行不一致かな。