光通信

[ 2007年11月6日(火) ]

一昨日の「敷信ふるさと祭」で若干、飲みすぎであった身体を引きずって、県議会棟での「光通信勉強会」に情報伝達システム調査特別委員会のメンバーを中心とした議員11名と一般事業者・市職員等10名の、合計21名で参加してきました。

かなり前のブログに、庄原市のCATV事業断念と書かせてもらいましたが、それに変わる手法を探る勉強会でした。何故、県議会棟での開催となったのかですが、それは私が今回の企画を思いついたのですが、ナイナイ尽くしの私ですから、県議に相談を掛けたと言うのが真相です。それは、庄原市だけで事業ができるものではないからです。

市の限られた財源の中から情報インフラを整備することは不可能ですから、県とも相談しながら行う必要があります。それは、法律的な問題や補助金などとの関係、国に対してのお願いなどの調整役でもあります。ですから、県の情報政策室の担当も出席して下さいましたし、当然、庄原市の担当職員も参加して、光通信の可能性、ADSLの現実性なども真剣に議論しました。

私は今回の勉強会は一般の事業者さんにも参加してもらったのは、切実な声を聞いてもらいたかったからです。高野町から参加してくれたりんご農家の方は、「ISDNで、パソコンのメインテナンス(アップグレード)をするのに、朝の8時から夜の7時までかかる」と言われていました。正に情報の過疎地ではありませんか。光通信が来ていない工業団地なんて、売れるはずもないわけです。学生さんたちも光通信を熱望しています。

年内にはCATV事業に変わる情報通信事業の骨格が示されると思いますが、皆で練り上げる計画にしていきたいと考えています。問題はスピードです。