― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年10月1日(水) ]
先ほどまで来ていた友人と親の介護について話していました。周りにこれほど介護をしている人たちがいるんだと改めて認識しましたが、私の母親は102歳ですが認知症もなく暮らしていることに感謝です。
友人の母親は認知症から息子の名前も言えないそうです。私も昔から知っているお母さんですから、「本当に?」って聞き返しました。花粉症の季節になると鼻の穴にティッシュを詰めていた姿を思い出します。本当は面白いお母さんだったのですが、段々と認知が出てきて塞ぎ込む様になっていったそうです。
私の母親も実は認知症になりかけた時期はありましたが、何がどう作用したのか復活しています。これは私の経験からの勝手解釈ですが、刺激がなくなると認知症になり易いのではないでしょうか。つまり、頭で考えなくなり、考えなくても生活できることで脳に刺激がない状態が続くことで認知症を発症するのではないでしょうか。
CDで昔の唱歌や童謡を流したり一緒に歌ったり、色鉛筆で塗り絵をさせたり、数字合わせのゲームをしたりと試行錯誤しました。簡単な応答ができるオモチャのロボットと話したりもしましたが、子どもの頃にした勉強と同じ様なことをするのが私の母親には良かったのかなと思ったりもしています。
時には言うことを聞かないので叱ったりもしましたが、これはこれで良かったかも知れません。泣いて、「何で怒るんなら」と言ったこともあります。それと、私の母親は3度3度の食事を楽しみにしていることです。それを可能とするのは入歯安定剤で本人のハブに合うように調整しているからです。噛んで脳を刺激することです。
色々と書きましたが、認知症を発症する原因は特定できません。複合的な要因が作用して発症するみたいです。ですから、私の母親は運が良いとしか言えません。
« 前の記事 |