― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年9月23日(木) ]
一般質問が近づいてきましたが、考えがまとまらず困っています。私の場合は先ず、あらすじを頭の中で描きます。過去の一般質問から大体の答弁を予想し、再質問・再々質問くらいまで準備します。ところが、今回は頭が回転しません。
1項目目の「人口減少について」ですが、他市に比較すると本市の減少率はかなり高く推移しています。その原因はどこにあるのか探っていくと、後継者が都市部に出ていていないという例。私の同級生も関西にいますが、両親が亡くなり、毎月1回は草刈に帰ってきています。しかし、田舎で暮らす気持ちはないようです。都市での生活に慣れてしまうと不便な田舎には帰れないようです。
何が不便かと言うと、車に乗らないと何事もできないということ。コンビニにも車でないと行けない。でもそんなことが帰らない本当の理由ではないんです。大抵が、奥さんが「ストップ」をかけてるみたいです。旦那は生まれ育った野山が懐かしくて仕方なくても、奥さんは老後の安心を考えます。病気したらどうやって医者に行くのかとなります。これは誤解ですよね。私たちは現にこうやって暮らしていますから。
確かに帰るには、住宅改修は必要となります。住宅改修費用に対する思い切った補助金を出せば、いきなり定住でなくても、二地区居住でも帰る人が出てくると思います。あるいは、補助金ではなく、固定資産税などの減税でも効果があると思います。子育て世代には、定住支援策として農林業就労補助金を毎月10万円を2年から3年支給するとか。農家などからは一定の給料をいただくことが前提ですけどね。
全国からファンドを募集して企業を起こして、農林業を産業化するという方向が必要とも考えます。隠岐の海士町などがその成功事例といえます。指をくわえて見ているのではなく、具体的に行動を起こさないと加速度的に庄原市の人口は減少していきます。う~ん、書いていて何となく組み立て方が見えてきました。
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