平成22年第6回庄原市議会定例会

[ 2010年9月6日(月) ]

今日から9月議会が始まりました。会期は、本日から10月5日までの30日間となりましたが、9月19日から24日まで 「庄原市・綿陽市友好締結20周年記念訪問団」による訪中がありますから、間延びした日程となります。

庄原市が資本金の50%以上を出資している会社の経営状況の説明がありました。100%出資(1千万円)の庄原市総合サービス株式会社から、57.1%出資(2千万円)の庄原さとやまペレット株式会社、82%出資(5千万円)の株式会社庄原市農林振興公社、51%出資(5100万円)の株式会社ニュー東城、50%出資(2500万円)の株式会社緑の村(高野町)、73.5%出資(1千万円)の株式会社里山総領の計6社です。

それぞれについてコメントしていると相当な量になりますので、気になった点を少しだけ書きます。ペレット株式会社は創業して間がありませんが、原材料として杉と檜を中心とした針葉樹とするそうですが、当初の話と違うようです。そして、農林振興公社の八木店が始めて間もない「玉子かけご飯」を9月末をもって中止する方向で検討するみたいです。見通しが甘いということです。

かなりの議員さんから色々な質問が出されていましたが、実質的経営陣が出席していない訳ですから、糠に釘という感じです。まるで、他人事という答弁だと私は感じました。ダスキンの創業者、鈴木清一が「人が企業を動かす」の中にこのように書いております。「人間は企業の奴隷であってもいいのでしょうか。そうではない。人間が企業を動かすので、企業は人間が人間を幸福にするためにつくった組織だと私は思うのです。

何としてでも個人にとっても、企業にとっても道にはずれた行いでなければ商売ができないというのであれば、そんな会社はつぶれてほしいと祈り続けています。」と。これは、鈴木清一がダスキンを創業した時に一燈園に誓ったものの一部です。明日から、平成21年度決算審査が各常任委員会で行われます。