庄原市議会に関するアンケート

[ 2010年9月3日(金) ]

議会運営委員会が中心となり、「議会基本条例」を制定すべく動いています。その活動の一環として、「庄原市議会に関するアンケート」を無作為抽出により市内3000人の方々にお願いしておりました。

その概要速報が出されましたので、お伝えいたします。8月27日までの入力によるもので、入力総数1069件、回収率35.63%となっています。回答者の6割が60代以上の方々で、20代から50代までの方々が約4割となっておりました。どうも若い人の回答が少ないのではと思います。ということは、興味がないということも想像できます。

市議会に関心がありますかという設問に対し、関心がある・少し関心があるを合わせると約7割に達していますが、市議会の会議などを見たことがありますかの問いには、議会で傍聴したことがあるは僅か8.5%の91名です。見たことがないとの答えは、780名73%です。次に現在の議会をどのように評価しますかには、評価すると、ある程度評価するが、386名36%です。

あなたの意見や市民の声が議会に反映されていると思いますかには、反映されているが、僅か103名9.6%です。現在の議員数は25名ですが、どう思いますかには、多いと思うが411名38%で、今のままでよいが372名35%でした。多いと思うと回答した方の6割の方は20人が適当と答えられています。私は18人の議員で結構だと思います。

更に、市議会議員の毎月32万5千円の報酬が支給されていますが、これについてどう思いますかには、多すぎると思うが543人51%でした。私の感想を率直に述べるなら、議会は何をしているところか分からないので、議員も多く感じるし、報酬も高すぎるということだと思います。ですから、議会報告会や議会懇談会は必要だと思いますかには、657名6割強の方々が必要だと回答されていました。

皆さんはどう感じますか。もっともっと議会や議員の活動が市民に理解されるものになる努力が足りないといういうことではないでしょうか。お声がかかれば議員が出かけていって議論する、「出前議会」なんて直ぐにでもできることだと私は思います。