世界同時不況

[ 2010年8月18日(水) ]

世界同時不況が来るかも知れない。頼みの綱の中国もバブル崩壊を恐れて金融引締めに動き始めている。アメリカの個人消費が上向かないからだと言う人が多いが、アメリカ人も収入に見合った生活をすることを覚えたようだ。

中国の旺盛な消費マインドは、物価水準が低いので、日本に比べて少なく見える可処分所得ですが、年収300万円世帯でも家も車もメイドも可能となり、日本に買い物に来れるほど旺盛です。でも、発展途上国といっていますが、確かに発展途上ではありますが、アフリカを狙い撃ちする国にもなっていますから不思議の国、中国です。だから、怖いのです。

このまま中国が成長してくれる限りは世界同時不況は起こらないと思いますが、どこでどう変化するかは分かりません。アメリカが不安定というのが一番恐ろしいことだと私は思っています。オバマ政権そのものが不安定であり、経済も不安定では、不満のはけ口をどこに向けるかです。トヨタ自動車に向けたけど、芝居がばれたみたいですね。

菅総理も財政再建はしなければならないことは分かっているが、どうすればいいのか分からないのが実体です。公務員制度改革もしなければならないことは分かっているが、抵抗勢力が強力です。既に取り込まれましたから。世界の長寿国家になったけれど医療費も世界一。医療費の抑制策も分かっているけど中々実行できず。医療で長生きが実態かも知れません。

今の日本は、国に力がありません。国民に覇気がみれません。この国には夢がありません。そんな日本を劇的に変えるのは政治だったはずです。アメリカもオバマに期待をかけたのです。一番安定しているのが、中国共産党というのが不思議です。えらくタイトルから外れてしまった今日のブログでした。