きずなカフェ(意見交換会)

[ 2024年7月30日(火) ]

昨日は、「きずなカフェ」でした。原則、月に1回開催することとしていますが、相手があることなので中々定期的な開催となっていませんが、昨日はある団体からのお声がけがあり庄原駅の集会室で行いました。

昨日はテーマも決めず、言いたいこと、聞きたいこと等を自由に各自が発言するという、ええ加減といえばええ加減な意見交換会となりました。相手さまはどういう団体というより、発起人さんの友人たちという感じだったのでしょうが、言いたくて仕方ない人たちの集まりだったのは間違いありません。

市職員の早期退職の原因はどこにあるのかと我々に投げかけられましたが、市議会で雇っている訳でもなく、執行者に聞いてみてくれという他ありません。市議会として気にならないのかと問い詰められましたが、一般質問等で質してはいるが、「糠に釘」状態であると正直に答えました。

私たちは地域政党きずな庄原として、「市民力を高める」手段として、きずなカフェであったり、街頭宣伝活動であったり、できるだけ市民の中に出向いて啓発活動を行っているという趣旨のお話もさせていただきました。皆さん、広報広聴の大切さは理解されていますが、問題は実践にあります。

普段は聞けないお話を聞いて疑問に思っていたことが少しは理解できたと皆さんおっしゃっていましたが、「時には傍聴に行って聞いた方がええですよ」という参加者の意見もありました。ネットで視聴することもできますが、現場で直接やり取りを聞くことが一番分かりやすいと思います。

市民は市政に関心があるのであって議会に関心があるのではないと昨日も強く感じましたが、議員には何でも言えるという気安さがあることも分かりました。これまでも言い続けていることですが、議会からの政策提言を執行部が本気で受け止める度量が必要ではと思います。

我々は時間が許す限り対話活動を行っていますが、もっと多くの議員が市民と語る場を設けて欲しいと切に願います。「市民の意見」と枕詞で使いますが、その意見を活かすのは我々議員であり、議会です。