豪雨災害の被害状況

[ 2010年8月6日(金) ]

本日の議員全員協議会で、7月16日からの豪雨災害の被害状況等について説明を受けました。

人的被害は、死亡1名。家屋等の被害は、全壊12件、半壊12件、床上浸水7件、床下浸水39件、土砂流入3件の合計75件(8月3日現在)となっています。道路の被害は、県道6路線(現在も1路線が通行止)市道10路線(現在も3路線が通行止)が崩土などによる通行止路線。固定電話は未だに9回線が不通となっています。

公共土木施設の被害額(概算)は、道路17ヶ所で561,000(千円)、河川36ヶ所で901,000、河川関連6ヶ所で600,000、浄化槽3ヶ所で200、水道管2ヶ所で6,550の合計2,068,750千円となっています。農産物被害額(概算)は、水稲43.7(ha)で51,100(千円)、飼料8.1で、4,000、野菜2.2で、12,300、その他1.9で、2,000の合計69,400千円です。

農地・農業施設・林道被害額(概算)は、1,201,000千円。林業被害額(概算)は、1,259,900千円。その他の被害額(概算)は、6,215千円です。事業主体が庄原市となる被害額(概算)は、合計4,605,265千円となります。それに事業主体広島県の被害額(概算)として3,030,000千円がありますので、およそ77億円からの被害額(概算)となります。

速やかな復旧を目指すわけですが、生活していた土地に再び住むことが可能なのかという地区もあります。田圃として再生できないような地区もあります。住民と行政との話し合いがこれから始まりますが、集落全体での決断という場面も出てくるのではないでしょうか。つまり、それほど大きな被害であったということがいえます。