― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年8月2日(月) ]
雑誌のプレジデントの中に、「リーダーの掟」と題して飯島勲さんが毎号唐口のコメントを掲載されています。彼は小泉首相の秘書官を務めていた、ある意味有名な方です。
「逃げる、ブレる」菅政権を挫く もう一つの爆弾とのタイトルです。内容はいつもの様に雑誌を買って読んでいただければいいのですが、菅では駄目だと書いてあります。権力につくことに執念を燃やしたが、いざとなると逃げるとあります。そう言われれば、確かに逃げているのかもと感じます。選挙前の党首討論には出演を拒否。攻める側のときは出演しながら、立場が変われば出ない。
確かに飯島さんの書かれていることを読むと、福田康夫元総理に近いと思える。自民党政権も選挙を引き伸ばして衆議院選は大敗したが、民主党も似たようなことをするのではないだろうか。もう一度、ガラガラポンが正解かもしれないと思い始めている。安定感という観点からすると、民主党は超不安定であると言わざるを得ない。未だに一本化できていない、閣内不一致内閣と思えることが多い。
この前も友人と話していて、「薬害エイズの時はカッコ良かったのに」と、のにが付くのです。安倍さんが後半ではもうろうとした表情でしたが、菅さんも少しうつろな表情が多いように思います。自分で決断できない総理になっては困ります。官僚を好き嫌いで配置転換したりもしているようですが、自民党政権はそんなことはしなかったはずです。官僚を使いこなしてこそではないでしょうか。
見る角度を変えると、政治の流れもまるで違って見えるから不思議です。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |