景気が失速する?

[ 2010年8月1日(日) ]

景気が良い実感はまるでない県北部の庄原ですが、輸出に支えられている業種は景気が良いそうです。そういった意味では、庄原ではマツダ関連のYNSさんは好調みたいですね。

これもマスコミからの受け売りですが、世界の金融市場は積極的景気刺激策から緊縮型に変更していくだろうと予測しています。要は、財政再建を加速化するということです。いくらお金をつぎ込んでも景気は上向かないということがアメリカで実証されています。中国もバブル崩壊を恐れて金融引き締めが強くなっているみたいです。EUもハラハラドキドキは続いているみたいだし。

それに加えアメリカ経済が上向かないので、ドル安円高が進行してきていますので、輸出関連企業の収益は悪化してきています。どこまで中国の景気が続くのかというのが注目ですが、ここがこければ大事どころの話しではありません。内需拡大といいながら即効性のある手は打てない。私はエコカーの補助や減税は続けるべきだと思います。自動車関連は裾野が広いですから経済効果が出やすいです。

それと情報関連に集中的に投資すべきです。ユピキタス社会を早期に実現するために、NTTを完全な民間会社にすべく政府保有株を市場に放出して、都市部と山間部や島しょ部の情報格差を速やかに是正すべきです。情報インフラの整備なくして道州制も企業移転も不可能ではないでしょうか。集めているところだけが勝つという構図はごめんです。

政党エゴで日本丸を沈没させることがあってはなりません。理屈を並べるのではなく、一致団結して景気浮揚と財政再建を同時に行わないと、日本は時間もお金にも限りがあるのですから、本当に魅力のない人の住まぬ国になります。